■開催案内・参加者募集
いま福島はさまざまな風評被害に悩まされています。風評被害とはそもそも何なのか、 放射線で汚染された地域で生活して行くことにどのような困難があるのか。 そういったことを霊山(福島県伊達市)の皆さんと一緒に考え、中山間地域の美味しい産物を楽しむバスツアーです。 首都圏のみならず多くのご参加を募集します。
■日時 2015年5月9日(土) 8:00〜21:00
■集合場所 JR東京駅(詳細な乗降場所は未定)
■行き先(会場) りょうぜん里山がっこう http://date-satoyama.com
■住所 〒960-0804 福島県伊達市霊山町大石細倉17
■スケジュール
07:45 東京駅集合&バス乗車
08:00 出発(首都高、東北道経由)
12:00 りょうぜん里山がっこう到着
12:30 『家族のリスクマネジメント』講話
13:00 交流会・試食会
⇒山菜;タラの芽(山菜の王様)・シドケ(山菜の女王)・コゴミ
ウルイ・ワラビ・コシアブラ・ウド
食材はすべて測定したものを使用します。
⇒大宴会
17:00 出発
21:00 東京駅着、解散
■参加費 1万円(バス代、りょうぜん里山がっこうイベント費込み) 飲み物代は別
■募集人数 59名 老若男女皆歓迎 参加資格は特にありません
■お申し込み先 澤田哲生(バスツアー実行委員会、東工大)
バスツアー主催の澤田哲生さん
下記のデータを電子メールで送って下さい。
宛先:tetsuoあっとまーくc08.itscom.net (澤田)
1) 氏名(ふりがな)
2) 住所
3) 年齢・性別
■お問合せ先 090-9632-3620(半谷)
■共催 KRM家族のリスクマネジメント勉強会
「食べたいものを安心して食べられるように!」
KRM 家族のリスクマネジメント勉強会が関わるシンポジウムは昨年の夏に続いて2回目です。
前回は甲状腺検査について。今回は福島県の地元食材の摂取基準(制限)の設定についてです。
福島県では、例えば、地元で自家用に採取したキノコを公的な放射能測定所へ持ち込むと、流通基準(100Bq/kg)を超えていた場合、機械的に「お上に取り上げられてしまう」ようなケースが生じている、という話が非公式ながら伝えられています。「取り上げられる」とまで行かないまでも、「採っちゃいけない」「食べちゃいけない」という自己規制も働くとも聞きます。一方では「気にしないで食べている」という話も聞きます。
この状況で、地元の食文化を守っていくことと、放射線のリスクも適切に把握したり回避したりすることが、両立できるでしょうか?
間もなく流通基準が設定されて3年が経とうとしています。
福島の地元の生の声から、現状を検証して、よりよき道を探ろうとする試みのシンポジウムとなります。福島の地元の皆さんが生き生きとした食文化を維持なされていく事が、きっと復興を後押ししてくれると信じています。多数のご参加と活発な議論を祈念しています。
みのもんたを少し真面目にした感じの語り口で健康トリビアが次々と飛び出し、フムフムと感心しながら聞いたのは、脳出血のときに頚動脈を冷やす話・・・
おっといかんいかん、今日は放射能と食品の安全性の話を聞きに来たんだった。
セシウム暫定基準値、日本は500Bq/kgだったけどアメリカでは今も1200Bq/kg。
このあたり、なぜかあまり知られていない話ですね。
原発から近いところで農業が行われている日本とそうでない広大なアメリカ、そして食生活の違いなど、いろいろ事情が違うんですね。
ミネラルウォーターは美味しいけど、問題があった時は数日後に発表。
バナジウムって金属だったのね・・・。
一方、水道水は問題があれば即日発表されるし国が責任持ってくれる。
毎日飲む前提だから水道水は厳しく管理されてるのか、なるほど確かに。
セシウムフリーを目指して水道水を避けたのに、
ウランが入ってるミネラルウォーターを飲んでたなんてショックだわ。 http://togetter.com/li/252139
「本当に恐いのはトランス脂肪酸やマイナスイオンじゃない。女性ホルモンは乳がんに!」
女性ホルモンが乳がんの原因物質の1つなんだって。
一週間に一度は、自分で触ってシコリがないか確認しましょう。
いろいろな健康リスクの話。
リスクとは?という話になると、皆さん「ええっ!?」「へえ〜」とショックを隠せない人。
半谷さんとの珍問答に笑いがとまらなくなっている人など、反応が大きくなってきます。
放射線はどれだけ微量でも影響はある、というのが半谷さんの考え。
地下室・お城・洞窟など、ラドンが豊富だと被曝する・・・岩盤浴って被曝するんだ・・・。
欧米は日本と違い、岩盤浴やラドン温泉をありがたがる土壌ではなさそうです・・・。
ヨウ素は油に溶けやすく、皮膚から吸収しやすい。
ストロンチウムは水によく溶けるので、注意が必要。
今は海流に乗ってアラスカやアメリカの方に行ってしまっているはず。
(あ、猫になってしまった!)
そして具体的な食材の話。
半谷さんご専門のキノコのお話。魚や牛乳の話・・・。川魚は・・・シラスは・・・ふむふむ。
毎回、AFTCのサイトを見ながら解説いただきます。
気になる方はAFTCのサイトへGO! http://xn--f9j6c1a.jp/tamuramirai.html
(「食品中の放射能の経過と考察」をクリックしてみてください)
最後に、除染の話、福島外遊び事情etc・・・
「帰る家がなければ、帰るか帰らないかという選択の自由すらない。だから帰れる場所を作りたい。実際に帰ってくる人が少なくてもいい。そういう場所があることが大事なんです!」
双葉町ご出身の半谷さんの心の叫びのように感じました。
リピーター参加者のお1人が感想を寄せてくださいました。
2度目なので前回から新しいなと思ったことは、
・双葉町は県内の別の場所につくって移住できるようにする
・原発跡地は「原発センター」にして観光化する
・その為に8月、チェルノブイリへ視察に行く
など、復興に向けた具体的な提案が出されたことでしょうか。
食品については相変わらず盛りだくさんだったし。
「リスクは放射能だけではない」、ということですね。
あと、何度も誘っていたMLの仲間が参加してくれたことがうれしかったですね。
他にも関心をもってくれた人がいるので、少し広まるかなぁと思っています。
以上
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ここからは、このブログだけの裏話です。
半谷さんの経営する塾BENOTNスクールから寄付をいただいてしまいました・・・。
半谷さん、ご自身が被災者で、塾の生徒は激減し3分の1になってしまい、借金も1千万?できちゃったけどもう数えるのやめちゃった〜・・なんておっしゃってて、勉強会の講師料や交通費もお支払いできてないのに・・・BENTONスクールの皆様ありがとうございます(T_T)
この寄付と、皆様からいただいた寄付やDVDの売上のおかげで、少し余裕ができそうです。福島での無料勉強会をどんどん開催したいところです。
が、現在スタッフが全然足りません。。in福島と関東(茨城、埼玉、千葉、東京、神奈川、あと栃木や群馬でもニーズはあります)のスタッフ大募集中!!!
DVDは、今回、会場で8枚販売してみたのですが、全部売切れてしまいました・・・!
会場で700円で販売しているDVDは、東京第3回勉強会(4月14日開催)のものです。
また、第4回勉強会がしっかり撮影できていたら、そのDVDをご自宅に送ることも可能です、とのアナウンスで、ご予約くださった方もいらっしゃいました。無事、録れていたので、発送できました!
撮影してくださった、某スタッフの旦那様!!ありがとうございました!!!
それから、今回は、千葉からの参加者が大変多かったようです。
終了後は多くの方が半谷さんを取り囲み、地元で開催できないか、といったお話になっていました。
もしかしたら柏などホットスポットと呼ばれている地域で、いい会場があれば開催できるかもしれません。柏は遠いけど、手が足りないようなら私もお手伝いに行きたい!!
そんなわけで、柏近辺のスタッフさん大歓迎です。ぜひ一緒に実現しましょう〜。
会場は、茗台中学校と同じ建物です。(少し紛らわしいかもしれません)
以下、道順と地図へのリンクです。
丸の内線
茗荷谷駅より
1番出口→春日通りに出ます。向かいにりそな銀行があります→右(後楽園方面)にまっすぐ進みます。→小石川4丁目のバス停を通り過ぎ、交番があります。→茗台中学校に到着。
JR山手線・JR湘南新宿ライン・西武池袋線・東武東上線・有楽町線・副都心線・丸の内線
池袋駅より
都営バス(都02乙)池袋駅東口〜文京区役所行き バス停「小石川4丁目」で下車 →春日通り(バス通り)を横断して交番前→茗台中学校到着
JR山手線
大塚駅より
都営バス(都02)大塚駅〜錦糸町駅行き バス停「小石川4丁目」で下車 →春日通り(バス通り)を横断して交番を通り過ぎて茗台中学校到着
会場は、茗台中学校と同じ建物の7階、学習室Aです。